「経済セミナー」のトピックス1「2019年ノーベル経済学賞」に「RCT革命は開発政策の現場をどう変えたのか?」を寄稿しました(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林庸平氏との共同執筆。1-4節を主に執筆しています)。
RCTは開発経済学の実証分析のあり方を大きく変えましたが、本稿では開発援助実務の視点から、その影響について記載しました。
同トピックには、手島健介先生(一橋大学)の「研究と実践のサイクルを変えた技術革新―バナジー、デュフロ、クレマーのRCTアプローチ」が掲載されています。また、本号はスティグリッツ氏のインタビューにはじまり、特集「貧困削減のこれまでとこれから」と開発経済学の内容が充実したものとなっています。